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くす太のなんでもブログ

『くす太』というマンション管理会社に従事する男の雑記ブログ。マンション管理・書籍・映画などについて。

<続き>敷地内の植栽が越境〜管理組合?区分所有者?管理責任は誰?〜

マンション管理のこと

どうも、くす太です。

 

 

先日書きました記事

kusutanet.hatenablog.com

の結果報告です。(読まれていない方はざっと見てみて下さい。すいません。。)

 

 

対応方法としては、下記内容を近隣住戸の方に説明していました。

  1. マンション側の植栽なのか、それとも、どこからともなく飛んできた雑草なのかを確かめるべく、マンション側の植栽整備業者にて、専用庭を確認し、近隣住戸の2階まで伸びている植栽が専用庭にあるものかどうかを目視にて判断する。
  2. マンション内の植栽であれば、処理する為の費用を算出し、管理組合もしくは対象住戸に対応について打ち合わせを行う。雑草などのマンション側の植栽でない場合は報告のみ行う。
  3. マンション側で対応すべき場合、処理するには敷地内への立ち入りなどが必要になるかもしれない為、事前連絡の上対応する。

f:id:kusutanet:20160908211734j:plain

 

 

実際の行動・対応についてですが、

 

となります。

 

それでは、

■対象住戸の方に説明

 

対象となる専用庭がある住戸は3住戸であった為、それぞれの自宅へ連絡し、状況を説明。
(隣地の方から連絡があり、植栽が越境しており、ツタが2階まで絡まってきている。当マンションの境界と隣地との間には30㎝程の隙間があり、現時点では、隙間のところから繁殖している植栽なのか、専用庭から成長・越境した植栽なのかが不明である為、植栽整備業者と現地を目視確認したい。目視確認する際に、在宅協力もしくは専用庭の立入りを許可してもらいたい。確認の結果、専用庭からの植栽であれば、越境植栽の処分及び費用を負担する義務がある。)

上記内容の説明にて、3住戸ともご了承頂き、日時を調整。

事前に対応出来ることは全て行った為、後は現地での目視による確認結果に対応が委ねられました。
(管理組合・管理会社として何かを負担することがない状況ではありましたが、明確に判断出来る結果でなければ遺恨が残る可能性がある為、当日までは少し不安な感情がありました。)

 

 

■植栽整備業者と現地確認

 

いざ、現地確認ということで、植栽整備業者と現地で落ち合い、隣地の方と対象住戸に挨拶の上、専用庭へ。。。
確認時間は全体で15分程だったでしょうか。。
確認を終えた植栽整備業者の第一声は。。。


「専用庭には生息していない植栽ですね。」


正直、安堵しました。(良かった~~。)
対象住戸の方に予期していない負担を強いるのは忍ばれることでした。
植栽整備業者はカメラにて繁殖状況を撮影してくれていましたので、撮影した写真を見ながら私もマンション側の植栽ではないことを確認。
(絡んでいるツタ・植栽は両建物の隙間にある少しの土壌部分から生えてきており、マンションの塀にも隣地住戸にも絡んでいる状態でした。)

f:id:kusutanet:20160905225150j:plain

 
現状確認が完了しましたので、後は隣地の方及び対象住戸への説明だけとなりました。

 

 

■状況を近隣住戸に説明

 

隣地住戸の呼び鈴を鳴らし、確認が完了したことを伝え、外に出てきてもらいました。
境界ラインへ移動しながら、確認した結果を報告したところ、、、

「まさか。そんなはずないと思います。これまでこの隙間からツタが絡んできたことはないし。対象住戸の方が撤去するなりしたんではないんですか。」

すんなりとご了承頂けるとは思っていませんでしたので、想定の範囲内ホリエモンの流行語を引用?!)ではありますが、、、


さぁ!!どうご納得頂くかといったところで、
頼りになる植栽整備業者の方が、撮影した写真を使いながら状況を的確に説明!!

「今日見た限りでは専用庭には同じ植栽はありませんでした。
両建物の隙間の土壌部分から植栽が生えてきており、ツタがそれぞれの塀・建物に絡んでいる状態です。
この植栽自体も、園芸店で売られているような一般的な種ではなく、原生種の類と思います。
わざわざ種を買ってきて園芸で植えるようなことはないと思います。」

 


この発言を聞いている時に思いました。やっぱり、その道のプロはすごい!

頼もしいことこの上なしです。

この説明もあってか、隣地住戸の方にご納得頂きました。(あぁ~~良かった。)

 

 

■事後対応

 

その後、この隙間はそもそも、なんなんだという話になり、一説として、

水路として確保する為に、一市民が売買の対象と出来ないように市などが管理している土地ではないか?

という案が出てきました。


道路の境界標を見る限りでは、マンション側の塀の外側ラインで設置されている為、マンション側の敷地とは考えにくい状況。
それでも隣地住戸の塀はしっかりと施工されている。
この状況で考えられるのは水路ではないかという結論に至りました。

本日撮影した写真を後日届けることで、隣地の方から市に相談というか確認というか、、

とりあえず相談する方向で本件への対応は一旦の終了を迎えました。

とりあえずは一件落着といった感じです。


(万が一の可能性として、マンションを建てる時や隣地住戸との過去の取り決めにより、本来この隙間は水路で市が管理するはずのものではありますが、マンション[管理組合]や住民同士で協議の上、対応することが決まっている可能性が、ないとは思いますが残されています。
その場合は改めて続きを書きたいと思います。)

 

当然ですが、専用庭のある対象住戸には、定期的に植栽を確認し、越境しそうであれば剪定することなどを依頼しました。

また同じようなことがあっては、今回の対応が意味を成しませんので!!

※マンション管理会社の仕事にはこのような仕事も含まれていますので。

 

 

では。

 

<PS>

管理会社として間違いのない対応をとりましたが、近隣住戸の方は結果に満足しておらず疑いの目は残った感じがします。

外から見るだけでは、実際の状況は分からないので、マンション側で対応してもらえると思われていたようです。

それでも、現実を直視した対応が求められるのです。

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