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くす太のなんでもブログ

『くす太』というマンション管理会社に従事する男の雑記ブログ。マンション管理・書籍・映画などについて。

社会的・経済的・肉体的な弱者〜災害時の救済[管理組合・いち居住者として]〜※コミュニティの重要性

マンション管理のこと

どうも、くす太です。

 

 

視覚障害のある方が、盲導犬を連れている状況で線路に転落した、とのニュースが報道されていました。

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障害のある方を社会的な弱者と言っていいものかは分かりませんが、失礼と思いながらも話しを進めさせて頂きます。

 

 

日本社会全体・世界的に高齢化が進んでおり、マンション管理組合を構成している区分所有者・居住者においても高齢化が進んでいるのが現状です。

高齢化が進んでいる中で、高齢者(特に裕福ではない場合)や障害がある方など(人によっては母子家庭や貧困家庭も含むかもしれませんが)、社会的・経済的・肉体的な弱者がマンション内にも増えています。(新築マンションや世代交代が起きているマンションもありますので、全体としてお考え下さい)

 

先日の記事

kusutanet.hatenablog.com

に書いたような天災・災害が発生した時のことを考えますと、裕福ではない高齢者や障害のある方は、避難をする時も、避難をしてからも、住まいに被害がある場合は復興する間も、他にも色々なことがあると思いますが、単独で乗り切るには大変な苦労が考えられ、周囲からの助けが必要になることが想定されます。

 

しかしながら、昨今の近所付き合いとしては、隣の住戸とですら関係が希薄であり、最近では特別な状況ではなくなっていますが、上下左右の住戸に住んでいる方の顔すら知らないことが往々にしてあり、社会的にもコミュニティ欠如がマンションに限らず問題視されています。

集合住宅に住んでいるにも関わらず、他との関わりを自ら遮断・拒否している場合もあります。

 

以前、私が担当しているマンションの居住者の方が総会にて、自分は1人で住んでおり、数年前に足を怪我してからは歩くのも非常に困難となっている為、有事の際は助けてもらいたいと、気にかけてもらいたいと、不安を吐露されていました。

幸いにもその方が住まわれている間は何も起きず、今は転居されて、ご家族の方と生活をされているそうです。

しかし、現実問題として、独居老人や孤独死が社会的に危惧されているのが、現在の日本です。(昔は長屋で、地域のほとんどの人が知り合い、という時代がありましたが、大きく変化しています)

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解決策の一つとして管理会社の対応を期待される方もいらっしゃるかと思いますが、本当に災害が起きて、困っている方がいらっしゃれば、無下に対応が出来ないとは言わないと思いますが、災害の種類によっては管理会社も管理組合と同様に被災していること・電話が不通となり連絡が取れなくなっていること、などが考えられます。

 

 

私が考える最善・最良の解決策としましては、

 

やはり、

 

マンション内でコミュニティを形成することだと考えます。

集合住宅であるマンションで皆が協力し合える環境を常に整えておくことです。

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隣近所に誰が住んでいるか分からないという場合、管理会社は当然、完璧なものではないですが、住まわれている方々のリストを持っています。しかし、個人情報の兼ね合いにより、管理組合に対して詳細情報を開示することが難しいというのが現状です。

リストが必要な場合は、管理組合として集める必要があり、そこからコミュニティの形成を始めるのも一つの手段と思います。

問題提起し始めた当初は、なかなか他の人たちは意見・考えに賛同しつつも、行動を一緒に起こす方は少ないと思います。

何事も継続して発信・行動。諦めないのが肝心です。

普段からの挨拶や声掛けなどを行い関係性を保つこと、コミュニティの重要性を管理組合全体として浸透させ、周知徹底する必要があります。

 

これは、管理組合に・誰かに、任せるものではなく、個人それぞれが、考えて行動することが重要です。

そうすることでマンション内の状況を多くの人が把握することになり、災害時に協力し合うことも可能、弱者救済も可能となります。

また、コミュニティ形成が出来れば、毎日をマンションで過ごす中で、快適な生活になっていきます。

あの人は誰だろうと思うよりも、知っていて、一声掛けて少しの立ち話をする、雑談の中で地域の様々な情報を得ることも可能となります。

良いコミュニティがあれば、それ自体が資産価値として評価されることもあります。

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災害時に限らず、管理組合として、個人として、コミュニティ形成に関わる・携わる・属することで、デメリットと捉える方もいるかもしれませんが、メリットが多いにあると思いますので、今現在コミュニティがない・形成したいと考えている管理組合がありましたら、行動することをお勧めします。

 

 

では。

 

<PS>

本日、担当マンションにて総会があり、その後、住民交流会として、軽食とアルコールを含む飲み物が振る舞われました。居住されている方の3分の1程の出席率ではありましたが、参加された方々は日常的にはあまり長話はされないようですが、楽しく会話をされ、本当の意味で交流されているように感じました。

こういう交流会は必要ですが、住民の方々が開催する意義を感じていないと意味がないものになるなと感じた次第です。